旅立ち。‐信号‐
今日、友達が旅立った。
僕は人一倍表情から情報を受け取りやすい。
それは僕の意思とは関係なく、そしてとても繊細に感じてしまう。
表情は言葉よりはるかに多くの信号を発してくれる。
人の言葉はとても誤解を生みやすい。それに比べて表情というのは、その人自身をとてもよく映し出す。※もちろん例外はある。
彼は別れのホームでこんなことを言っていた。
「なんで、ここまで来たんだ(笑)わざわざお金払ってまで。」
でも、確かに感じた。(もしかしたら違うかも(;'∀'))
嬉しそうな彼の笑顔を。
僕は心から嬉しくて、思わず18歳にもなって嬉し泣きしそうになった(笑)
そのあともいろいろ話した。他愛ない話や、別れのあいさつのような話。
そして、いよいよ。
新幹線が発車する時間。
ドアが閉まる音。
列車の中から、窓の向こうの僕らに最高のぴーすを送ってくれて。
今にも泣きそうな顔つきで、最高の笑顔を送ってくれた。
みんなが泣きそうで、でもみんなが笑顔の旅立ちの瞬間。
それはあまりにも、特別な瞬間だった。
いつか必ず、こっちから向こうに出向いてやる!
今度はどんなふうに驚かせてやろうか。
今度はどんなふうに泣かせてやろうか。
こんな時間までそんなことを考えてしまってる(笑)